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サンガジャパンVol.24 チベット仏教

(共著:「カギュ派概説」「ディクン・キャムグン・チェツァン七世」執筆)

宗教学者の永澤哲氏の監修のもと、チベット仏教を一から知りなおし、今現在の様子を伝える、総特集。
ジョブズの禅や、医療・ビジネス分野におけるマインドフルネスに代表されるように、欧米での仏教の広がりと影響を知りつつある。
仏教は、同時代の新鮮な精神の潮流として捉えられているといってよいのではないだろうか。
武蔵野大学のケネス・タナカ教授は『目覚める宗教』(サンガ新書)のなかで、アメリカの仏教への入り口を瞑想を中心に見たときの系統をテーラワーダ、禅、チベットの三つ分類している。ダライ・ラマ14世の活躍はもちろん、チョギャム・トゥルンパなどを通して欧米に渡ったチベット仏教は、今現在の精神潮流に深く大きな影響を与えているのだ。
では、テーラワーダ仏教を知り、禅に親しむ私たちは、チベット仏教について何を知っているのか。改めて問うべき時期にきているはずである。
一時のブームから時を経て、今改めてチベット仏教の現在を、本書は概観する。

哲学から文学、修行の体系、文字の読み方、そして現在日本で活動するチベット仏教のサンガ(勉強や修行のグループ)の紹介にいたるまで、多岐にわたる内容を一冊に収録。チベット仏教の今がここにある。

出版社

サンガ

​発売日

2016/8/25

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