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聖徳太子と太子信仰-日本仏教のはじまりの物語(オンライン講座)

更新日:2023年2月4日

2023年2月25日(土) 3月25日(土)/全2回

コロナの感染状況が変わるため、長期の講座の見通しをたてることが困難な状況です。

「二つの菩提心(世俗菩提心・勝義菩提心)勉強会」と「ナーガールジュナ(龍樹)と日本の高僧たち」の(その3)は、新年度以降の開催として、昨秋につづいて全2回の短期の講座を企画しました。


前回と同様にオンラインによるライブ配信(Zoomを使用)の形式で開催いたします。

(配信後、期間限定でアーカイブ動画をご視聴いただけます。)


■講座概要

聖徳太子というと、多くの人は「和」の精神(憲法十七条)を思い浮かべると思います。年配の方は、お札の顔というイメージが強いかもしれません。

しかしこれは近代になって作られたイメージで、明治以前は、聖徳太子は、日本に仏教を広めるために生まれた観音菩薩の化身として信仰の対象でした。(写真は前近代で一般的な太子の姿です。)

『日本書紀』で「憲法十七条」は日本という統一国家を構想したものとして位置づけられ、それを可能にするものとして、世界宗教としての仏教の導入がはかられました。

太子の没後、大阪の四天王寺と斑鳩の法隆寺、聖徳太子ゆかりの寺で太子伝絵の絵解きがおこなわれ、太子の伝記は日本仏教はじまりの物語として発展していきました。


(予定内容)

第1回:『日本書紀』の仏教伝来記事から「憲法十七条」へ

第2回:太子信仰ー日本仏教のはじまりの物語としての太子伝の展開


※高僧のオンラインの教えと重なる場合、その回はお休みにして、開催日を他の土曜に振替えさせていただくことがあります。


伝統仏教の基礎知識については、こちらをご覧ください。


吉村均noteで、これまでの講座の資料や勉強会の要旨なども公開しています。

数年前、学校教科書の記述を変更するなどで話題になった「聖徳太子非実在説」についての考えも、こちらで述べています。


■日程

全2回(2月~3月)第4土曜日

開催予定日:2月25日、3月25日

14時~16時(途中10分休憩)オンライン開催


■受講費

4,000円(全2回分 一括払い)


■お申し込み・お問い合わせ

★申込期限★

2023年2月19日(日)9時

パスマーケット のサイトよりお申込みください。

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