仏陀への道 - 道元晩年の十二巻本『正法眼蔵』を中心に(早稲田大学エクステンションセンター中野校公開講座)
- 吉村均
- 7 日前
- 読了時間: 3分
2025年11月10日(月)開講/全4回

■目標
・仏教についての理解を深める。
・伝統的理解に基づき、釈尊の教えと日本人のつながりを自覚する。
■講義概要
道元が晩年新たに書いた十二巻本『正法眼蔵』は、それまでの七十五巻本とは異なり、題材も阿含(あごん)経典やインドに仏教が存在した時代のエピソードが取り上げられ、読んでわかる内容になっています。これから仏陀の境地に至る道を歩みはじめようという人に対して、どのようにすれば道を誤ることなく仏陀の境地に至ることができるか、生涯にわたる自身の修行経験や、『法華経』『涅槃経』『大智度論』など、信頼に足ると考えた経典や論書の記述に基づいて、仏陀の境地に至る実践を説いています。言ってみれば、登山の達人による、初心者向けの親切で信頼のおける山の登り方ガイドのような著作です。
■各回の講義予定
【第1回】
「成仏」という言葉はよく使われますが、何のために仏陀の境地を目指すのか、どうやって仏陀の境地に至るかということは、意外に知られていません。まず伝統的な仏教理解に基づいてそれらを概観し、道元とその著作について紹介します。
【第2回】
十二巻本『正法眼蔵』は、第一 出家功徳・第二 受戒・第三 袈裟功徳・第四 発菩提心・第五 供養諸仏・第六 帰依仏法僧・第七 深信因果・第八 三時業・第九 四馬・第十 四禅比丘・第十一 一百八法明門・第十二 八大人覚からなります。簡単に内容を紹介し、なぜそれらが仏陀の境地に至るのに必要なのか、自分の死の遠くないことを予感しつつ、これらの巻々を書いた道元の、これから仏陀への道を歩もうとする者への熱い思いを紹介します。
【第3回】
十二巻本『正法眼蔵』は、第一 出家功徳・第二 受戒・第三 袈裟功徳・第四 発菩提心・第五 供養諸仏・第六 帰依仏法僧・第七 深信因果・第八 三時業・第九 四馬・第十 四禅比丘・第十一 一百八法明門・第十二 八大人覚からなります。簡単に内容を紹介し、なぜそれらが仏陀の境地に至るのに必要なのか、自分の死の遠くないことを予感しつつ、これらの巻々を書いた道元の、これから仏陀への道を歩もうとする者への熱い思いを紹介します。
【第4回】
十二巻本『正法眼蔵』は、第一 出家功徳・第二 受戒・第三 袈裟功徳・第四 発菩提心・第五 供養諸仏・第六 帰依仏法僧・第七 深信因果・第八 三時業・第九 四馬・第十 四禅比丘・第十一 一百八法明門・第十二 八大人覚からなります。簡単に内容を紹介し、なぜそれらが仏陀の境地に至るのに必要なのか、自分の死の遠くないことを予感しつつ、これらの巻々を書いた道元の、これから仏陀への道を歩もうとする者への熱い思いを紹介します。
■会場
早稲田大学エクステンションセンター 中野校
■日程
全4回
11/10, 12/1, 12/8, 12/15
13:10~14:40
■受講費
早稲田大学エクステンションセンター会員 ¥11,880
ビジター ¥13,662
■お申し込み・お問い合わせ
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