2022年11月14日(月)開講/全4回
■目標
・古代国家の形成と仏教の関係について学ぶ。
・聖徳太子の事績と、太子信仰が日本の思想と文化に与えた影響を学ぶ。
・前近代の日本の歴史と文化についての関心を深める。
■講義概要
聖徳太子というと、多くの人は「和」の精神(憲法十七条)を思い浮かべると思います。年配の方は、お札の顔というイメージが強いかもしれません。聖徳太子は日本の歴史の中でさまざまな顔を見せ、イメージも移り変わってきました。今のイメージは近代化のなかで生まれたもので、前近代には、日本に仏教を広めるために生まれた観音菩薩の化身として信仰の対象でした。『日本書紀』にも、憲法十七条の制定だけでなく、さまざまな事績が語られています。後の時代にも、鑑真の来日、親鸞と法然の出会い、楠正成の挙兵などに影響を与えたといわれています。聖徳太子とその信仰という切り口から、日本の思想と文化に光を当てようと思います。
■会場
早稲田大学エクステンションセンター 中野校
■日程
全4回
11/14, 11/21, 11/28, 12/05
10:30~12:00
■受講費
早稲田大学エクステンションセンター会員 ¥11,880
ビジター ¥13,662
■お申し込み・お問い合わせ
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